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世界一貧困な国。シエラレオネ。

懸賞 2009年 06月 23日 懸賞

今日の朝、いつもは見ないテレビをつけると、シエラレオネの事がやっていた。

「世界一貧困な国」

らしい。

恥ずかしい話、この国の名前すら知らなかった。
そして、もっと恥ずかしい話、その現状を全く知らなかった。


500万人の人口のうち100万人がホームレス。
5歳になるまでに3分の一の子供達が死に、平均寿命は男性32歳、女性は35歳と、世界で最も短命の国の一つだそうだ。
ダイヤモンドの産出国であり、それが原因での紛争が相次ぐ。
ダイヤモンドをめぐっての、殺人、婦女暴行、四股切断、少年兵の強制徴兵・・・。

調べてみると、そこに出てくる情報の悲惨さに、何を思っていいのかわからなくなった。


学校にも行けず、病院でも十分な手当てを受けられず、そのせいで子供達の未来が限られている現実。

体重が6キロしかない子供。

その子の体重を量る体重計はボロボロだった。


私は日本で生まれ、何の不自由も無く、幸せに今まで生きてきたと思う。


ナゼそんな環境で育ってこられたのか。

ナゼ今日、シエラレオネの番組を見たのか。



私に出来ることは何だろう。


ここ最近で、同じような経験や、同じように考える事が続いた。


何かしたいと漠然と考えていたばかりの今日の出来事。


自分の仕事やこれからの事と、上手くかませて行けないかと。


具体的な事も考えていたけれど・・もう一度考え直そうと思った。


寄付をする事、ボランティアをする事、色々な方法があるけれど、本当はそれだけをやった所で、根本的な事は変わらないんだ。

お金を出せばいいって話じゃない。

じゃあどうしたらいいのか。何が出来るのか。


話は違うけど、サンゴの植え付けの話を友達とした時、

風邪をひいたとき、締め切った部屋の風邪菌が充満した中で、咳が止まらないからと、咳止め薬だけ飲んでいるようなものだね・・とへんちくりんな例えをしたのを思い出す。


あ。これは決してサンゴの植え付けが良くないと言っているのではなく、それだけではなく、もっと根本的な対策も必要だよね・・と言う話の流れで出た話。


じゃあどうしたらいいか。


私が日本に生まれ、幸せな環境で育ち、今日感じた事の意味を考える。


知らないと言うことは罪な事だ。


もっと知らなくてはいけない事があるのだと思う。


そして、知って、感じた上で、私が出来ること、するべき事が見えてくるのだと思う。


根本的な解決にはならないかもしれないけれど、しないよりは何かしていたい。
まずは出来そうな事から。
偽善と言われようが、やらないよりは何かしていたい。
まずはできることから

ボキャブラリーが足りず、上手く書けないけれど。


今、こうして生きていられることに感謝。


未来を想像できる事って凄い事だ。


今日、知ることが出来た事に感謝。


出来ることから。


考える前にはじめてみます。

by kanakoshirane | 2009-06-23 09:54

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