あっっっ!!!!
2008年 04月 25日
あっっっ!!!!
って瞬間ありますよね?
やっちゃったーーーみたいな。
昨日のブログに「8mmの2ピースを着ていた」と書きました。
そうなんです。
8mmの2ピースをパラオで着ていた頃がありました。
今でも国内や寒い地域を潜る時、パラオでも長時間ダイビングになりそうなときはこの8mmウェットを愛用しています。
なんせ極度の寒がりですから(昨日のブログ参照)1時間を越すダイビングになると、30度の水温でも6.5mmではギリギリとなります。
そこで登場した秘密兵器が8mmの2ピースウェット♪
ただし、このウェット、着るのが慣れるまで大変でした。
今となれば簡単に着られるのですが、非常にやわらかい生地のスキン。
何が大変って・・。
まず第一に、裂けない様に着るのが大変なのです。
両面スキンの生地は、少しでも引っ掛けたり、ちょっとでも穴が開くと、そこから一気にパックリ裂けます。
「パックリ裂ける。」
この言葉がぴったりです。
ジャージのウェットだったら多少穴があいたまま数日着ても、そんなに問題はないでしょうが、スキンでちょっとの穴を見逃すと、数分後には「パックリ裂ける。」状態になります。
水に濡れた状態であればツルツルすべるので、着る時は水中で着るか、完全にスーツを塗らした状態で着るか、滑りやすくする為にトリートメントを入れて着ることなんかもあります。
この状態にしてしまえば、ツルン!!と着れてとっても簡単♪
そうなんです。
ツメなんかで引っかけたりしなければ、慣れればとってもラクチンに着られるスーツなんです。
ただ、この8mmウェット。
通常のスキンの生地よりも遥かに柔らかい!!
やわらかいって事は・・裂けやすい・・。
生地が落ち着いてくれる最初の20ダイブくらいは物凄く神経を使いました・・。
第二に・・。
これが問題でした・・・。
2ピースの上の部分。
これが「カブリ」と言って、その名の通りかぶって着ます。
ファスナー等が無いので、トレーナーを着るような要領でかぶって着ます。
まずは水中で両手を通し、濡れた状態にしたウェットを、そのまま一気にかぶって着ます!
ココ大事!!
勢い大事!!
一気です!!
一思いにです!!
すぐにスポッ!っと顔を出せなければどうなるか・・・・。
・・・・。
・・・・。
窒息します・・・(--)
・・・・。
・・・・。
ウェットを作ってスグの事。
ブルーコーナーの水面で、師匠と一緒にこのウェットを着ていました。
「このウェット着るの慣れたか~?」
「はい!余裕です!!」
なんて話しながらまずは下を簡単に着終わります。
いよいよ問題のカブリの部分。
何となく緊張する一瞬です。
両手を入れ、しっかりと中も濡らし、大きく息を吸って、思いっきり!!!
かぶる!!!
ガッッッッッ!!!!!!!
うぅぅぅぅぅぅーーーーーーー!!!!!
何かが引っかかって顔が出ない!!!!!
うぅぅぅぅぅぅーーーーーーーー!!!
ヤバイ!!!!!
ぬぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!!!!!!!!
死ぬーーーーーーーーーー!!!!!!
!!!!!!
バッッッッッッッッ!!!!!
はぁはぁです・・。
ぜぇぜぇです・・・。
ギリギリでした・・・。
ギリギリの所を力技でなんとか切り抜けました!!!!
切り抜けました!!!!
・・・・・が。
ウェットも・・・。
切り抜けて変なところから顔が出てます・・・(--)
はっ!!!
あまりの苦しさに、穴の開いている所からではなく、肩の部分から、穴も何もないはずの肩の部分から、窒息寸前でユデダコばりに赤くなった必死の形相のカナの顔が・・。
その顔と言ったら、きっとナマハゲを髣髴とさせた事でしょう・・。
そんなナマハゲが・・肩の部分のウェットを突き破り、ブルーコーナーの水面に・・登場。
あっ!!!!
通り越して・・
ギャ!!!!です。
しばし呆然・・・。
あまりの一瞬の出来事に、大きくリアクションを取ることすら出来ず・・。
誰かがこの瞬間を見ていてくれていたら、まだリアクションの方法があったものの・・。
目撃者・・・ナシ。
よって。
自分から・・。
「あ・・。裂けちゃった・・・。あ・・あはっ。。」
と悲しく報告。
笑って下さい!!
お願いです・・。
せめて笑って下さい!!!
切ない顔で
「大丈夫?」
なんて言わないで・・。
どうか、この哀れなナマハゲを笑ってやって下さい。。
師匠の
「お前なんだよー!それーー!!どっから顔出してんだよー!!バカだなぁーーー!裂けちゃってんじゃん!」
と言う、ただ見たままを実況しただけの、なんのひねりもない罵声が、今のカナの唯一の救いの言葉でした。
しかも。
悲しい事に。
ひっかかった物の正体・・・。
カナの頭に結んである・・・おだんご(泣)
自分の髪の毛に足を引っ張られる事になろうとは・・・。
当たり所の無さに、ただただ・・苦笑い。
更に。
今の思いっきりかぶった時の衝撃で・・。
首が・・・・。
痛い(;_;)
ものすごく・・・。
痛い(><)
後日、帰国の時に整体に行くと
「あれ??交通事故したことあります??」
と。
「無いです・・。」
「え?ムチウチとか・・ない?じゃぁ、ものすごい寝違えたとかってあります?」
「・・無いです。」
「おかしいなぁ・・。かなりの力がかかって首の骨がずれてるんだけど・・。」
と。
・・・・。
・・・・。
いやいやいやいや。
まさかね・・・。
まさかウェット着るのを失敗したごときで、交通事故バリの首の骨のずれが生じるなんて・・。
いやいやいやいや。
まさか・・・。
まさかですよ・・・。
でも・・・。
それしか思い当たる節が・・・・。
無い(--)
恐るべし。。
恐るべし・・ナマハゲ事件。
写真の子はクロハタの幼魚♪
まさに!
まさにその時のカナの気持ちを表してくれています!
「あっ!!!!!!!」
「あぁぁぁぁぁ!!!!」
「ギャッ!!!!!!」
お好きな効果音を入れて見てみてください♪
2日にわたりお送りしたウェットのお話し。
2日も書いた意味・・。
わかりますよね♪
ウェット・・・くださーーーーい(><)
って瞬間ありますよね?
やっちゃったーーーみたいな。
昨日のブログに「8mmの2ピースを着ていた」と書きました。
そうなんです。
8mmの2ピースをパラオで着ていた頃がありました。
今でも国内や寒い地域を潜る時、パラオでも長時間ダイビングになりそうなときはこの8mmウェットを愛用しています。
なんせ極度の寒がりですから(昨日のブログ参照)1時間を越すダイビングになると、30度の水温でも6.5mmではギリギリとなります。
そこで登場した秘密兵器が8mmの2ピースウェット♪
ただし、このウェット、着るのが慣れるまで大変でした。
今となれば簡単に着られるのですが、非常にやわらかい生地のスキン。
何が大変って・・。
まず第一に、裂けない様に着るのが大変なのです。
両面スキンの生地は、少しでも引っ掛けたり、ちょっとでも穴が開くと、そこから一気にパックリ裂けます。
「パックリ裂ける。」
この言葉がぴったりです。
ジャージのウェットだったら多少穴があいたまま数日着ても、そんなに問題はないでしょうが、スキンでちょっとの穴を見逃すと、数分後には「パックリ裂ける。」状態になります。
水に濡れた状態であればツルツルすべるので、着る時は水中で着るか、完全にスーツを塗らした状態で着るか、滑りやすくする為にトリートメントを入れて着ることなんかもあります。
この状態にしてしまえば、ツルン!!と着れてとっても簡単♪
そうなんです。
ツメなんかで引っかけたりしなければ、慣れればとってもラクチンに着られるスーツなんです。
ただ、この8mmウェット。
通常のスキンの生地よりも遥かに柔らかい!!
やわらかいって事は・・裂けやすい・・。
生地が落ち着いてくれる最初の20ダイブくらいは物凄く神経を使いました・・。
第二に・・。
これが問題でした・・・。
2ピースの上の部分。
これが「カブリ」と言って、その名の通りかぶって着ます。
ファスナー等が無いので、トレーナーを着るような要領でかぶって着ます。
まずは水中で両手を通し、濡れた状態にしたウェットを、そのまま一気にかぶって着ます!
ココ大事!!
勢い大事!!
一気です!!
一思いにです!!
すぐにスポッ!っと顔を出せなければどうなるか・・・・。
・・・・。
・・・・。
窒息します・・・(--)
・・・・。
・・・・。
ウェットを作ってスグの事。
ブルーコーナーの水面で、師匠と一緒にこのウェットを着ていました。
「このウェット着るの慣れたか~?」
「はい!余裕です!!」
なんて話しながらまずは下を簡単に着終わります。
いよいよ問題のカブリの部分。
何となく緊張する一瞬です。
両手を入れ、しっかりと中も濡らし、大きく息を吸って、思いっきり!!!
かぶる!!!
ガッッッッッ!!!!!!!
うぅぅぅぅぅぅーーーーーーー!!!!!
何かが引っかかって顔が出ない!!!!!
うぅぅぅぅぅぅーーーーーーーー!!!
ヤバイ!!!!!
ぬぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!!!!!!!!
死ぬーーーーーーーーーー!!!!!!
!!!!!!
バッッッッッッッッ!!!!!
はぁはぁです・・。
ぜぇぜぇです・・・。
ギリギリでした・・・。
ギリギリの所を力技でなんとか切り抜けました!!!!
切り抜けました!!!!
・・・・・が。
ウェットも・・・。
切り抜けて変なところから顔が出てます・・・(--)
はっ!!!
あまりの苦しさに、穴の開いている所からではなく、肩の部分から、穴も何もないはずの肩の部分から、窒息寸前でユデダコばりに赤くなった必死の形相のカナの顔が・・。
その顔と言ったら、きっとナマハゲを髣髴とさせた事でしょう・・。
そんなナマハゲが・・肩の部分のウェットを突き破り、ブルーコーナーの水面に・・登場。
あっ!!!!
通り越して・・
ギャ!!!!です。
しばし呆然・・・。
あまりの一瞬の出来事に、大きくリアクションを取ることすら出来ず・・。
誰かがこの瞬間を見ていてくれていたら、まだリアクションの方法があったものの・・。
目撃者・・・ナシ。
よって。
自分から・・。
「あ・・。裂けちゃった・・・。あ・・あはっ。。」
と悲しく報告。
笑って下さい!!
お願いです・・。
せめて笑って下さい!!!
切ない顔で
「大丈夫?」
なんて言わないで・・。
どうか、この哀れなナマハゲを笑ってやって下さい。。
師匠の
「お前なんだよー!それーー!!どっから顔出してんだよー!!バカだなぁーーー!裂けちゃってんじゃん!」
と言う、ただ見たままを実況しただけの、なんのひねりもない罵声が、今のカナの唯一の救いの言葉でした。
しかも。
悲しい事に。
ひっかかった物の正体・・・。
カナの頭に結んである・・・おだんご(泣)
自分の髪の毛に足を引っ張られる事になろうとは・・・。
当たり所の無さに、ただただ・・苦笑い。
更に。
今の思いっきりかぶった時の衝撃で・・。
首が・・・・。
痛い(;_;)
ものすごく・・・。
痛い(><)
後日、帰国の時に整体に行くと
「あれ??交通事故したことあります??」
と。
「無いです・・。」
「え?ムチウチとか・・ない?じゃぁ、ものすごい寝違えたとかってあります?」
「・・無いです。」
「おかしいなぁ・・。かなりの力がかかって首の骨がずれてるんだけど・・。」
と。
・・・・。
・・・・。
いやいやいやいや。
まさかね・・・。
まさかウェット着るのを失敗したごときで、交通事故バリの首の骨のずれが生じるなんて・・。
いやいやいやいや。
まさか・・・。
まさかですよ・・・。
でも・・・。
それしか思い当たる節が・・・・。
無い(--)
恐るべし。。
恐るべし・・ナマハゲ事件。
写真の子はクロハタの幼魚♪
まさに!
まさにその時のカナの気持ちを表してくれています!
「あっ!!!!!!!」
「あぁぁぁぁぁ!!!!」
「ギャッ!!!!!!」
お好きな効果音を入れて見てみてください♪
2日にわたりお送りしたウェットのお話し。
2日も書いた意味・・。
わかりますよね♪
ウェット・・・くださーーーーい(><)
by kanakoshirane | 2008-04-25 07:32